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お役立ちコラムご遺族が気になる遺品整理業者が引き取った遺品の行方は?

引き取られた遺品はどこへ行くの?

例えば親が亡くなり実家の片付けをしなければならなくなったが、遺品整理を家族だけで行うのは負担が大きく遺品整理業者に依頼しようと考えている。しかし、業者に引き取られた遺品がどう扱われるのか気になり、依頼するのをためらってしまう。こんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、埼玉を中心に15年以上遺品整理に携わってきた私たちが、引き取った遺品の行方や適切な処理、またトラブルを避けるためのポイントについて解説します。

なぜ遺品の行方について多くの遺族が不安を抱くのか?

遺品整理を検討しているご遺族にとって、「遺品がどのように扱われるのか」という不安を抱くのは当然のことだと私たちは考えています。なぜなら、遺族にとって故人が残したさまざまな品の中には、「単なる物」ではなく思い出が詰まった「特別な物」が含まれているからです。

これら大切な思い出が詰まった「特別な物」がどのように扱われるのか分からないという状況では、依頼することに不安を抱くのは当たり前と言えます。もし「特別な物」が雑に扱われたり、不適切に処分されたりしたら許せないですよね。

このような不安を解消するためには、遺品整理業者によって引き取られた遺品が、その後どのように扱われるか事前に把握することが必要となるため、この記事がその役割を担えればとの想いのもと、この先の説明を続けていきますね。

依頼者が感じやすい心情とその要因

遺品整理を15年以上携わってきた中で、私たちから見て依頼者が感じやすいこととしては、下記のようなことだと考えています。

「これを処分してもいいのだろうか?」という葛藤
「丁寧に扱ってもらえるのだろうか?」という不安
「自分たちでやるのは無理だから業者に依頼したいがトラブルにならないか」という不安

このようなことを感じるのは、故人を偲ぶ気持ちをしっかりと持たれているからであり、その表れと言えるでしょう。

また、近年遺品整理においてトラブルが増加している影響もあると考えています。開業にあたり必須の資格があるわけではないため、遺品整理業者が増加しています。それに比例するように知識やスキルが十分でない業者、中には金品を盗んだり、引き取った遺品を不法投棄するといった悪徳業者も増えています

こうしたことも、不安を抱える要因になっていると考えています。

遺品整理業者が引き取った後の遺品整理の行方は?

遺品整理業者の作業後、引き取られた遺品は大きく下記のように6つに分類されます。

  • リサイクル・リユースされるもの
  • 再資源されるもの
  • お焚き上げされるもの
  • ご遺族の形見となり引き継がれるもの
  • 寄付されるもの

このように分けることで、整理作業を効率的に進められるようになるだけでなく、各遺品のその後の適切な処理方法も明確になります。

それぞれ詳しく説明していきます。

リサイクル・リユースされるもの遺品の行方

製造年が比較的新しい(約3〜5年前)の家電や、アンティークや有名ブランドの家具や衣類、アクセサリーなど、価値ある遺品はリサイクルショップや中古買取市場、ネットオークションなどを通して、必要としている新しい持ち主へ引き継がれます。

例えばどこにでもあるような衣類や食器など、国内では需要が低い遺品でも捨てるわけではありません。海外、特に東南アジアなどでは需要が高いものもあるため、そのような品は専門業者を通し海外へ届けられます

再資源になる遺品の行方

再資源化される遺品とは、例えば紙類や金属、プラスチックなどの素材を含む品を指します。遺品整理業者が事前に分別し、リサイクル施設で各種類別にリサイクルされます。リサイクルされた遺品は再び原料として利用され、新しい製品の一部となります。

環境に配慮したこうした取り組みは、遺品を「廃棄物」ではなく「資源」として扱う考え方に基づいています。ご遺族としても、故人の遺品が廃棄されずに資源として再利用され、環境負荷の軽減に貢献できるとなれば、前向きに捉えられるのではないでしょうか。

お焚き上げとなる遺品の行方

仏壇や位牌など、特別な意味を持つ遺品は、お焚き上げすることが一般的です。ご遺族によっては、写真や手紙などもお焚き上げすることがあります。

遺品整理業者が提携するお寺や神社で丁寧に供養され、故人への敬意を持って送り出されます。感謝の気持ちを込めてお焚き上げしてもらうことで、ご遺族にとって一つの心の区切りとなるでしょう。

形見になる遺品の行方

写真やアルバム、手紙、時計やアクセサリーなど、故人との思い出が強い遺品は、ご遺族が引き取り形見として手元に残ります。形見となる遺品は、遺族が故人を偲ぶ際の心の支えとなり、家庭内で大切に保管されることが多いです。少量であれば遺品整理後に直接お渡しすることもありますが、基本的には一度引き取って丁寧に梱包した後、ご指定の日時・場所に配送します。

大切に保管されるだけでなく、時にはリメイクされて新しい形で受け継がれることもあります。例えば、着物を洋服に仕立て直したり、アクセサリーを別のデザインに作り替えたりするケースもあります。

寄付される遺品の行方

衣類や日用品、書籍や玩具、時には缶詰や非常食などの食品も寄付の対象となる場合があります。遺品をそのまま処分するよりも、品を待っている人に届け喜んでもらう。

実際に当社では、十分に賞味期限が残っている食品をフードバンクへ寄付する活動を行なっています。

引き取った遺品に関するトラブル

ご遺族が不安を抱く要因は、業者が引き取った遺品の行方が分からないだけでなく、遺品整理業界のトラブルも不安の要因になっているのではないか?と考えています。

この章では具体的にどのようなトラブルが発生しうるのか、お伝えしたいと思います。

不法投棄される

コストを削減するために遺品を不法投棄する遺品整理業者もなかにはいます。不法投棄は法律違反です。故人が使用していた遺品を大切に扱わないばかりか、法律を無視して環境破壊に繋がる不法投棄はご遺族として許せるはずはありません。

もちろん私たち遺品整理業者もこのような悪徳業者は許せません。

価値あるものが買取されずそのまま引き取られ、業者が勝手に売る

遺品の中に価値あるものが含まれていることを知りながら、適正な評価をせずにそのまま引き取り、遺品整理業者自身がそれを売却し利益を得るケースが報告されています。

通常は価値あるものは遺品整理業者が一旦買取り、それを必要とする方達へ販売することで利益を得るのが一般的ですが、利益を増やすために買取を行わず引き取るというケースです


不法投棄や価値あるものを勝手に引き取って販売されるといったトラブルを防ぐためにできることとしては、遺品整理を依頼する前の業者選定を慎重に行うことです。

業者のホームページに掲載されている実績やお客さまの声、また口コミなどを十分確認し、適切な業者を選ぶことが重要です。完全に見極めることは難しいかもしれませんが、面倒でも時間をかけて業者選定することは、悪徳業者を回避する可能性を高めることになるでしょう。

悪質な業者に引っかからないポイントをまとめた別記事「失敗しない遺品整理業者の選び方 | 遺品整理15年以上のプロが悪質業者に引っかからないポイントを解説」もぜひご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?引き取られた遺品について少しは理解が進めば嬉しく思います。

遺品整理は「故人との最後のお別れの場」と私たちは考えています。遺品を通じて故人の思い出を振り返り、感謝の気持ちを再確認する機会です。

遺品整理を通して「区切り」をつけ、少しずつ前を向くきっかけとして捉えていただくことが重要だと私たちは考えています。

もし遺品整理を業者に依頼しようとお考えでしたら、ぜひ15年以上の実績がある私たちにお任せください。お問い合わせフォーム公式LINE、 もしくはお電話(0120-536-610)よりお気軽にお問い合わせください。

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