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お役立ちコラム孤独死が発生した特殊清掃が必要な現場の見積り時の立ち会いは必要か?

親族が孤独死の状態で発見され、その部屋の特殊清掃が必要となった。しかもその部屋はゴミ屋敷。現場検証を行った警察、もしくは不動産会社からそのような内容の話を聞かされた。

突然そのような状況に立たされた時、どうすればいいか分からず混乱すると思います。また「業者への見積り時に立ち会いが必要なのか?」「立ち会いなしで作業を依頼できるのか?」など、大きな疑問や不安を抱えることでしょう。この記事に辿り着いたということは、もしかしたら、あなたもそのような状況なのではないでしょうか。

この記事は、ご遺族が死後3週間ほど経って孤独死で見つかり、実際に当社に特殊清掃をご依頼いただいた方の相談内容を基にしています。

そのご相談内容を基に、特殊清掃を依頼する際の見積り時の立ち会いの必要性や、特殊清掃を依頼する際の注意ポイントなどについて、ご依頼主の気持ちに沿って詳しく説明していきます。

孤独死が発生し特殊清掃が必要な部屋の見積り時の立ち会いは必要か?

「孤独死が発生したので特殊清掃をお願いしたいのですが、現地見積り時に立ち会いは必要ですか?」と不安を抱えながらご質問をいただくことがあります。先に結論をお伝えすると見積り時の立ち会いは必須ではなく、立ち会いいただかなくてもお見積りは可能です。

まずご依頼主の気持ちとして、孤独死が発生した現場には「できれば入りたくない」「入るのが怖い」と思うのが多くの方の偽らざる気持ちでしょう。実際にはそのような現場を見たことがなくても、中の状況はなんとなく察しはつくのではないでしょうか。

私たちのような特殊清掃やゴミ屋敷清掃、遺品整理の専門業者の立場からお伝えすると、孤独死や自殺、殺人などがあった特殊清掃が必要な現場は、ご遺体発見までの日数にもよりますが、想像以上にショッキングな状態となっていることがあります

その状況をご遺族が目にするにはあまりにも心理負担が大きいものですし、場合によってはフラッシュバックで苦しむことも考えられます。

そのようなことから、特殊清掃現場における見積り時の立ち会いは無理に行う必要はなく、立ち会いなしでも業者に依頼することは可能です。

遺品整理の場合はどうか?

ちなみに孤独死が発生した現場でなく、親族がなくなり部屋を整理したいといった通常の遺品整理の場合は、見積り時の立ち会いをできるだけお願いしている。

現地見積りでは遺品の量や状態、お部屋の状況、遺品を積み込むトラックまでの経路などを確認しますが、現場でお客さまと直接確認できるかどうかは、お客さまのご要望を正確に把握するという点では非常に重要だからです。

また、残す遺品と処分する遺品をどのように判断するか、また遺言書や権利書を探して欲しいといったご要望を現地で一緒に確認することは、トラブルを未然に防ぎ、結果としてご依頼主のためになると、15年以上の経験から確信しているからです

そのようなことから、私たちは可能な限り現地見積り時には立ち会いをしていただくようお願いしています。

遺品整理の立ち会いについての記事ですが、特殊清掃の場合でも参考になる内容も含まれていますので、立ち会いについてもっと知っておきたい場合は「遺品整理の立ち会いって必須なの? | この道10年以上の遺品整理のプロがその疑問にお答えします!」もぜひご覧ください。

立ち会いをしない場合、特殊清掃業者にどのように見積りをしてもらうのか?

鍵を預けて部屋の状態を確認して見積りしてもらう

立ち会いをしたくない、また日程が合わない、遠方で立ち会いが難しいといった場合は、郵送や対面で事前に鍵を預り、私たちのような専門業者が現地訪問して見積りを取ることが一般的です

専門業者は事前にご依頼主から伺った希望や注意点を基に、部屋の汚染度や残置物の量など部屋の状況を詳細にチェックすると同時に、特殊清掃が必要な箇所を確認します。必要に応じて写真や動画を撮影し、ご依頼主に報告します。

特殊清掃業者はこれらの情報を基に詳細な見積りを作成し、ご依頼主に提示します。現場に入ることなく心理的な負担を軽減しながらも、正確な見積りをもらうことができますのでご安心ください。

部屋には入らず現地の外で立ち会い見積りをしてもらう

もう一つの方法は、現地にまでは行くが部屋の中には入らず、建物の外で立ち会いを行う方法です。この記事のモデルとなっているご依頼主は、この方法で見積りを当社にご依頼いただきました。

中に入らなければ現地に足を運ばなくても良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この方法ではご依頼主にとって次のようなメリットがあると当社では考えています。

  • 鍵を郵送で送るわけでなく手渡しできるので、紛失などのトラブルを限りなく抑えられる
  • 短い時間であっても直接業者とやり取りできるので、信頼して任せてよいかの見極めがしやすい
  • 部屋に一緒にいるわけではないですが、近くにいることで業者が貴重品等を盗むといった可能性を低くすることができる
  • 特殊清掃の希望や不安点をその場で相談できる

などが挙げられます。

このように、多少時間を割いてでも、できるだけトラブルの可能性を低くしたい場合は、この方法も選択肢の一つです。

特殊清掃作業当日の立ち会いは必要か?

孤独死が発生した現場で特殊清掃を行う際、立ち会いは必須ではありません。多くの業者では、ご依頼主が現場に入ることに心理的な負担を感じる場合を想定し、作業中はご依頼主の立ち会いなしで作業を進めることが基本です

また、孤独死現場はそもそも細菌・ウィルスなどの病原菌が蔓延し、感染症の危険性があります。そういったことからも基本的には立ち会いは不要です。

確認するとしても最後に部屋が要望通り綺麗になっているか、ニオイが消えているか確認するといったケースが多いです。入りたくない、遠方で立ち会いが難しい場合などは、最後まで立ち会いなしでも問題ありません。

立ち会いをしない場合、作業中の進捗状況や結果については、写真や報告書を通じて確認する流れとなります。

特殊清掃の現地見積り、作業当日の立ち会いをしない場合に特に注意すべきポイント

残地物について要望をしっかりと伝える

立ち会いをする場合でも同じことは言えますが、部屋の残置物について希望をしっかりと依頼する業者へ伝えておくことが重要です

例えば、アルバムなどの思い出の品になるようなものは残して欲しい、重要な書類を探してほしい、買い取れるものは買い取って欲しい、全て処分して欲しいなど、事前に業者へ具体的に要望を伝えることが何より重要です。

残置物について希望を伝えることで、必要に応じ仕分け作業を含めた見積りを行います。また、作業当日もご依頼主の要望に合わせて注意深く対応することができます。

結果として「残してもらうはずのものが処分されてしまった」など、ありがちなトラブルを未然に防ぐことができるようになります。

このように要望を明確にすることで、業者との認識違いを防ぎ、納得のいく費用提示と、要望通りの作業をしてもらうことができます。

特殊清掃業者を慎重に選ぶ

素人が特殊清掃を行うのはほぼ不可能です。市販の薬剤では汚れ、特に死臭などニオイは落とすことができません。それまで通り人が住める状況にまで回復させるには、正しい知識、必要なスキル、積み上げてきた経験・ノウハウが必要です。

そのため特殊清掃業者に依頼することが基本になりますが、中には知識やスキル、ノウハウもないのに特殊清掃の専門業者のように謳っている業者も多数入り混じっているため注意が必要です。

その証拠に、「他社にお願いしたがニオイが取れないのでやり直して欲しい」といった依頼を受けることが少なくありません。そのため業者選びは非常に重要なポイントになります。

別記事「失敗しない遺品整理業者の選び方 | 遺品整理10年以上のプロが悪質業者に引っかからないポイントを解説」は遺品整理における業者の選び方についての記事っですが、特殊清掃業者選びでも多くのことが当てはまりますので、業者選びで失敗しないためにもぜひご覧ください。

まとめ

孤独死などが発生した現場には無理に立ち会う必要はありませんので、その点どうぞご安心ください。

稀に故人が亡くなった最後の部屋だからと立ち会いを希望する方もいます。それは素晴らしいお考えだと私たちは思っていますが、記事中でもお伝えしましたように、特殊清掃が必要な現場はそもそも細菌・ウィルスなどの病原菌が蔓延し、感染症の危険性があります。そのため業者にアドバイスをもらいながら十分注意して立ち会うようにしていただければと思います。

この記事を読むことであなたの不安や疑問が少しでも解消し、心が軽くなれば嬉しい限りです。

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