気温が上昇して、夏日になる日も出てきました。ゴールデンウィークも過ぎれば、さらに夏が近づきます。
本格的な暑さがやってくる前に少しずつ、暑さに備えたアイテムを揃えるなど、夏に向けた準備をはじめましょう！
夏に向けた準備とは？
夏の前に準備しておきたいものにはいろいろありますが、全部を一気に準備するのは手間がかかります。早めに取り掛かり、少しずつ用意していきましょう。
エアコン
夏前に用意しておきたい必需品といえば、やはりエアコンです。
去年の夏の終わりや数ヶ月前の冬の終わりにエアコンを使ったきり、フィルター掃除をしていないという方も少なくありません。フィルター掃除をしないで誇りや汚れをそのままにしておくと、以下のようなデメリットがあります。
- うまく動作ができず風量が落ちてしまう
- 電気代がかさんでしまう
- 室内にホコリやカビなどの汚れが拡散される
- 鼻炎や喘息などのアレルギー疾患、肺炎などを引き起こす可能性が高まる
- 送風口から汚れやカビ特有のニオイが吹き出され、室内全体に悪臭が広がる
- 水漏れしやすくなったり、エアコンの故障の原因に繋がる
エアコンの掃除の方法はメーカーや機種によって違いがありますので、取扱説明書を確認するようにしましょう。
また、エアコンの購入や修理を検討している方は、こちらも早めに済ませておくことがおすすめです。
暑くなってきたタイミングでは、購入や修理の依頼が増えるため、即日の取り付け工事や修理が難しくなります。2週間以上先まで予約が埋まっているというケースも夏場はよくあります。
必要なときにつけられない！なんて事態にならないよう、エアコンの購入やメンテナンスは夏の前に行っておきましょう。
衣替え
夏にむけた準備と言えば、衣替えもあげられます。プライベート用の衣服はもちろん、クールビズのスーツやシャツに移行していく必要があります。
夏が近づくと暑くなったり、梅雨の影響で寒くなったりと気温の変化もあります。1度で衣替えを完了してしまうと気温の変化に対応出来ないこともあるため、徐々に進めていくのがおすすめ。
また、衣替えをしていると、シミや黄ばみ、虫食いを発見することも。シミや黄ばみができてしまう原因は、服に残っていた汗や皮脂汚れ。汗をかきやすい夏の衣服は、これらが残っていることも少なくありません。必要な衣服が黄ばみや虫食いでダメになってしまっているおそれもあるため、衣替えの時に確認して買い替えをしましょう。
汗で着替える機会も多くなる、暑い時期向けのインナーと揃っているかチェックして、在庫が豊富にあるうちに購入すれば、サイズやデザインも気に入ったものを選択できるでしょう。
洋服以外にもカーテンや寝具など、部屋のなかのものを夏物へ衣替えすることがおすすめです。夏向けのものを使用することで、格段におうち時間を快適に過ごせるようになるでしょう。
カーテンは夏の暑さを遮る、大きな役割を果たしてくれます。できれば光を柔らかく遮り、熱を遮断してくれるタイプのものがあれば冷房効率がよくなるので省エネに繋がります。カーテンは1年を通して同じものを使用する方も多いですが、電気代も上がっている昨今、夏用のものを揃えてみてはいかがでしょうか？
夏の夜には、寝苦しさや汗のベタつきに悩まされる方も多いです。快眠には、ひんやりと感じる接触冷感や素早く熱気や湿気を放出する吸汗速乾などの機能がついたシーツや枕カバーを選ぶことがポイントです。さらに寝具やパジャマを通気性の良いものにすれば、熱がこもりにくくなるため暑い夜もムレることがなくなります。
なお、季節関係なく寝ている間は、一晩にコップ1杯の汗をかくといわれています。特に夏の寝具は汗を吸って汚れやすくなるので、こまめに洗濯できる素材のものを選ぶとよいでしょう。
熱中症対策
毎年、夏になると毎日のように熱中症に関するニュースが流れます。熱中症といえば、暑い夏の屋外で発生するイメージが強いですが、実は部屋の中での発生件数の方が多いのです。さらに、気温が低くても湿度が高いと熱中症が起こることもあります。
熱中症を防ぐため、夏前から経口補水液を用意しておくと安心です。経口補水液は急に暑くなると売り切れや品薄となることもあるため、早めに購入しておきましょう。ほかにも、熱中症予防用のタブレットや暑さ対策の冷却グッズもあると、より安心です。
ものの準備だけではなく、暑さに適応できる体づくりをしておくとよいです。暑さに慣れていない状態で夏を迎えてしまうと体温調節がうまくできず、熱中症にもなりやすく、体のだるさが解消されにくくなります。夏前からジョギングなどの運動や湯船に浸かって汗をかく習慣をつけておきましょう。
また、水分補給も日頃から意識的に行うようにしておきましょう。水分補給の意識が高まるのは夏日や猛暑日が続いて、汗をたくさんかいて脱水症が気になる時期になってからという方も多いでしょう。しかし、脱水症は寒い冬季であっても起こりうる症状で、脱水症が命取りになる可能性もあります。人間の身体はいずれの季節であっても毎日大量の水分を失っているため、時間を決めて水分を摂るなど意識的に水分補給をすることが大切です。
いかがでしたでしょうか？
今回は夏に向けた準備についてまとめました。
夏はエアコンや熱中症対策グッズの需要が高くなり、盛夏となってからでは必要なときにすぐ用意できないこともあります。また、暑い夏は体を動かすのが億劫になったり、体のだるさや疲れがたまりやすくなります。今のうちに必要なものの確認と購入、そして体のコンディションを整えて、暑い時期を乗り越えましょう。
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