コロナ禍で好調？リユース市場や買取サービスについて | お役立ちコラム

新型コロナウイルス感染症が拡大してから、感染対策の一環として不要不急の外出の自粛やテレワークの推進が求められるようになりました。コロナ禍で増えた在宅時間を利用して、家の片付けや整理整頓、断捨離を行う家庭が急増しています。そして、不要になった衣類や家具家電などをお得に処分する方法として、買取サービスが注目を集めています。

買取サービスは個人の方はもちろん、法人からの利用もあり、コロナ禍において法人の利用も増えているといいます。

今回はコロナ禍でのリユース市場や買取サービスについてです。

巣ごもりで断捨離・買取サービスが人気に

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や在宅勤務が求められるようになり、コロナ禍以前に比べて家にいる時間が格段に長くなりました。在宅時間が増え、少しでもお家時間を快適に過ごそうと部屋の片付けや掃除に取り組む人たちが多く見られるようになりました。こうした中で「断捨離」が人気となり、同時にお得に不要品を手放すことができる買い取りサービスも盛り上がっているようです。

「買取」というと以前は「店頭買取」が一般的なイメージでした。しかし、現在は店頭買取以外にも「出張買取」や「宅配買取」のサービスもあり、あまり外出したくないコロナ禍のなかでも利用しやすくなっています。

※買取サービスについてはこちらの記事で詳しく取り上げています。

【買取サービスの方法とは？～家財買取はロードにおまかせ！～】

買取サービスの他にも「フリマアプリ」を活用している人も多く、リユース市場は拡大し続けています。リサイクル通信によると、国内の中古品販売額は11年連続で伸び、20年は2兆4千億円と過去最多だったそう。コロナ禍で在宅時間が増えたことで、片付けや整理整頓に伴う出品等が増えたためと見られています。これには、フリマアプリなどといったネット販売の増加が後押ししているとされ、25年には3兆5千億円になると推計されています。

商材別では、トレーディングカードを含む玩具・模型が前年比23.7％増と大きく拡大。巣ごもり需要によるものとされ、家具・家電も9.5％の増加が見られました。また密を避けながら楽しめると、アウトドア用品やスポーツ用品も19.8％増と伸び、テレワーク需要により下降傾向であったパソコンも12.2％増となりました。一方ブランド品やカメラは、外出機会の減少などが影響してか、前年を大きく下回る結果に。コロナ禍での外出自粛やテレワーク、三密の回避などが商材にも大きく影響していることがわかりました。

企業や店舗からも利用が増加

買取サービスを利用するのは個人だけではありません。法人からの利用もあり、コロナ禍だからこそ利用が増えたものもあります。

例えば、テレワークの定着が進み、それが中古オフィス家具市場の活況に繋がっています。

コロナ禍で外出自粛要請が出され、企業にもテレワークの推進が求められるようになりました。在宅勤務が広がり、従来よりも小規模オフィスへの移転や、レンタルオフィス・シェアオフィスへの移転を決める企業が多く見られるようになりました。その結果、企業で不要になったオフィス家具の買取希望が急増しているそう。一方で、これまではほとんどが法人だった、買い取られたオフィス家具の行き先が、個人客に見られるようになっているようです。テレワークが広く実施されるようになったため、自宅でもオフィスと同じような環境にしたり、快適に仕事に臨むために、椅子などオフィス用の家具を求める個人客が増えてい流とのこと。

テレワーク活用拡大だけではなく、事業者に大きくダメージを与えた「緊急事態宣言」「時短営業・休業要請」も影響しています。

酒の買い取り・販売をするファイブニーズによると、コロナ禍で「不要なお酒」の買取り依頼は増加しているといいます。閉店や休業になった飲食店からの持ち込みのほか、販路に困る酒蔵からの買取依頼が多いとのこと。新宿歌舞伎町店ではコロナ前の2019年に比べ、2020年は買取り件数は1.5倍、買取り総額は2.4倍に増加。広島店でも2020年はウイスキーやワインなど約7千本を買い取り、コロナ禍前の2019年の1.7倍の数となりました。

法人専門の在庫処分サービスを行う株式会社shoichiは、2021年アパレル在庫買取数はコロナ以前の2.5倍で推移していると発表。買取在庫数が2倍を超えることは、サービス開始の2005年以降初めてとのこと。

販売店の休業や時短営業を受けてアパレル在庫の買取依頼が増加。セールなどイベントも復帰している状況でも、実店舗への集客が不振なことから、依然在庫買取依頼は増加傾向にあるという。他にも、人々のライフスタイルの変化やネット販売が好調などの要因も相まっていると見られています。

外出自粛や時短営業・休業要請により、大きくダメージを受けた業界が多くあります。またコロナ感染拡大を受けて、人々の生活スタイルも大きく変化が見られました。こうしたことから、従来のような販売、営業が難しく売れ残りや廃棄が出てしまう店舗や事業所もありました。買取を利用することで、商品を無駄にすることなく、手元の在庫を減らすことも可能となります。

いかがでしたでしょうか？

今回は、コロナ禍でのリユース市場や買取サービスについて見てきました。

ロードでは優れた目利きのスタッフが、直接伺いお客様の前で査定を行いますので品物の扱い方についての不安がありません。家の中には想い出がたくさん詰まっているのに、使わなくなった物の多くが価値の無いものとして、本来の価値に気づくことなく廃棄されてしまいます。数が少ない物や小さな物は、まとめて出品したり、住宅設備や厨房機器までもリフォーム現場などに販売することで、出来るだけ多くの物を買い取れる様な努力をしています。

また、ロードでは出張買取以外にも、宅配買取も受け付けております。コロナ禍で人との接触が気になる中「買取をしてもらいたいけれど、出張買取はちょっと…」という方は宅配買取をご活用ください！

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